[35] 強い縁で結ばれた猫
投稿者:アルマ (39歳/女性/奈良県生駒市/アルバイト・パート)


私がパンサーに出会ったのは、大学1回生の時。
ピアノのレッスンに向かう途中、道端で通る人に向かって大声で鳴いていた猫がパンサーです。
人を疑うことを知らない無垢で、開けっ広げな鳴き方に心を動かされ、私は遅刻覚悟で家に戻り、猫のえさを持ってきました。
近くの駐車場でえさをやり、ひとまずピアノのレッスンへ。
それから2時間後、家へ連れて帰ろうと、えさをやったあたりを探すけれど、どこにもいません。 結局その日はあきらめて帰りました。
そして翌日、かばんを手に再び探しにいきました。
半分諦めながら探し回り、もうこれで最後、この道にいなかったら家に帰ろうと、遠回りして細い坂をあがると、なんと呑気に体をなめている姿を発見!
やったー!と一人で小躍りし、猫を抱え、ぎゃーぎゃー鳴くのを無理やりかばんに押し込めて家に帰りました。
がりがりにやせていたパンサーは、それからすくすく育ち、一時期は7キロにもなりました。私に一番懐き、夜は背中と背中をぴったんこさせて寝て、ごはんが欲しい時は、寝ている私の唇に冷たい鼻をつけてきたり、たまには喧嘩をしたり。パンサーとの生活が楽しく過ぎていきました。
しかし残念なことに、8年後に糖尿病を患い、朝晩とインスリンを打つ毎日。
またもやガリガリ猫になってしまいました。
猫の血糖値コントロールは難しく、大抵は1、2年で死んでしまいますが、パンサーはそれから4年も生きながらえました。
死を迎えたのは、私が結婚し、嫁ぎ先の岡山からたまたま実家に帰ってきた週末。その週の始めから危ない状態だったのになんとか持ち堪え、私が玄関に入ると、よろよろとしながら出迎えてくれました。
その晩は食欲を盛り返し、久しぶりにご飯を食べ、もしかすると元気になるのでは、と思ったのもつかの間。翌々日には昏睡状態に。でもその日は友達に会う約束をしており、死んだら困るなぁ、なんて勝手なことを思っていました。するとパンサーはなんとか持ち堪え、その翌日、夕方には岡山に帰るという朝に死んでいました。
冷たい雨が降る中、私は両親と共に火葬場へ行き、お骨を拾いました。
私がその週末には帰ってくるというのを両親の話からパンサーは聞いてわかっ てたのではないか。
また友達に会う約束が今死ぬと台無しになる。
岡山に帰るまでに死なないと、最後のお別れができない。
そんなこと、猫に配慮できるわけはないけど、拾った時からの縁を考えると、もしかしてパンサーはそこまでわかっていたのかも、と思いたくなります。死んでからもたまに夢の中に出てくることがあり、その夢の中で私は触りながら、「死んでもこうやって生きているときと同じように触れるんやったら、全然いいやんか」と喜んでいます。夢から覚めても、パンサーを触ったその感触が生々しく残っているようで、すごく不思議な感じでした。
もう一度会いたいなぁ、と時々、声を出して「パンサー、パンサー」と呼ぶことがあります。でも勿論姿を現してくれないけど、なんとなく近くにいるような気がします。私も死んだらパンサーに会えるのかな。

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ユーザーからのコメント
○パンサーのことが大好きだったんだなぁってすごい伝わってきました!私も感情移入して思わず泣いてしまいました。(by プラス)

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[34] 10歳年下の君
投稿者:睦月 (32歳/女性/石川県野々市町 /パート・アルバイト)


私、32歳。彼、22歳。いま流行り?の年下の彼。出会ったのは28歳の時。私はバツイチで娘が二人いる。そんな私を彼は本気で愛してくれる。最初は遊び半分なんだと思ってた。でも違った。付き合っていくうちに、彼の想いが手にとるように伝わってくる。そして私も本気で彼を愛した。年下だろうが、私の負い目だとか、そんな不安を忘れさせてくれるほど幸せな毎日なんです。昨年のクリスマスに彼はあるプレゼントをしてくれた。それは、ウエディングドレスを着せてくれるという事だった。びっくりした、嬉しかった。前の結婚で式を挙げていないことを知っていた彼は『俺が白いドレスを着せる。そして隣に立つのも俺だ。』と…。本当の結婚式ではない、いわゆる記念の写真撮影。でも、ちゃんと教会を用意してくれて、新郎新婦と呼ばれ、どんなに嬉しかったか。ありがとう。この4月から彼は大阪へ転勤。『待ってて』と言ってくれた。うん。待ってる。私も娘たちも、あなたを待っています。世間の目は厳しい。でも私達はきっと乗り越えてみせる!幸せを掴んでみせる!だから、どうか偏見な目で見ないで下さい。暖かい目で私達を見守って下さい。私は次こそ幸せになるために、娘達を彼を一生かけて愛していきます。

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ユーザーからのコメント
○バツイチ子供2人の31才です。私も年下の大好きな人がいます(24才)二人でいると年の差も関係ないって思う!まわりの目は気にしてないと言ったらうそになるけど気にしないで4人で幸せになってください(☆ゝз・)(by ぶぅ)

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[33] 本当に大切な家族
投稿者:にゃる (20歳/女性/京都府京都市/学生)


小学校2年生の頃、兄が猫をひろってきて、飼うことになり、私はもう20歳になりました。

好きな食べものも、知っているし何がしたいかも目や動作を見ればすぐに分かります。言葉が通じなくてもお互いに気持ちで分かり合うことができる大切な家族です。私が辛かった時も、良い事があった日も一緒に居てくれました。存在に助けられた事は数えきれません。
そんな大切な家族の一員がだんだん年老いていた事は分かっていたのですが、つい先日腫瘍があることが発覚しました。
もう年齢からいって手術は負担がかかるから、逆効果になるから辞めておいた方が良いと言われました。泣いても泣いても泣ききれません。助けてもらったのに助けてあげられないなんて。
ずっと一緒に居たくても、どうにもならない時があるのを知り命の大切さを思いしらされました。

小さい命は本当に弱く、純粋に思います。いつまでも最後までできる限りの事をしようと決めました。そして自分の日々を改め様と思います。大切な家族の命がなくなるより辛い事なんてこの世にないと心から思いました。
それを気づかせてくれた大切な命に私はいつまでも感謝し続けます。

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[32] こんな人いないな
投稿者:ゆいお (20歳/女性/兵庫県神戸市/会社員)


私人生もっと色んな事したい。大きくなりたい。

そういうと彼は 『俺には仕事があるから俺も一緒にって言いたいけど、俺はお前がしたいんやったら応援する。お前が大きくなるん見届けるから』


あたしの馬鹿みたいな発言に真剣にそんな事言うてくれる人もうおらん。

あんたしかおらんなって思った。

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[31] 走り抜けた向こう側
投稿者:トット (20歳/女性/兵庫県神戸市/会社員)


私は高校でテニス部に所属していました。私は中学の時帰宅部でスポーツを一切していなかったのですが、高校でテニスを始め、私の学校には朝練がなく、初心者の私は経験者に追いつきたいという強い気持ちから朝一人で学校近くのテニスコートに行き老人達に紛れて練習していました。
私の目標はたったひとつ。
「本戦出場」

私には技術がなかったので何か一つ誰にも負けない自分だけの力が欲しいと感じ、毎日のランニング(グランド10週)を何があっても手をぬかないし、全力疾走し、1番で常にゴールするという事を決めました。
足が止まりそうになれば『ここで足をとめたら次の試合負ける!!』
そう自分に言い聞かせて奮い立たせて毎日を必死に駆け抜けました。
そこで私は不屈の精神力を手に入れました。

毎日の辛い練習を経て経験者でエースの子に高校3年最後の部内戦タイブレークを制し勝利しました。

初心者だった私の成長に顧問の先生も安心して団体戦のシングルスのメンバーに選んでくれるようになりました。

そして最後の最後の個人戦シングルス総体。
私にとって最後の試合。
3年間のすべてが頭をかけめぐります。
私がしてきた努力は生ぬるいものではなかったし、絶対に勝つと信じ、ドロー表を見た瞬間…
第1シード園田学園
全国大会優勝するような学校の選手のいるドローでした。

試合は順調に進みわたしは決勝まできました。周りの誰もが名の通らない無名校の私を哀れに思っていました。

勝つと信じていたのは私自身だけだった。

タイブレークまで持ち込みました。

周りの全ての人が出来過ぎてる。
ここまでよくやった。
そこまで頑張ったら十分だと思っていたでしょう。

自分を信じる事だけが3年間の練習でマスターした事です。
私にあきらめる気持ちはありません。

タイブレークが続き
運命の一球。
相手のボールはわたしの目の前の白線を越えてアウト

目の前は真っ白で涙がとまりませんでした。

努力した分だけ結果が帰ってきたんです。
自分を信じきれたから勝つことができたんです。


共に泣いてくれた先生。後輩。仲間
一生忘れられない最高の記憶。

3年を通して自分の中で努力は自分を裏切らないと証明できました。


今、目標が達成できなかった時、努力がたりなかったんだな。努力もっとしたら達成できるって思えるようになりました。

自分を追い込みその追い込みに勝つ事すっごい大事だって分かりました。

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ユーザーからのコメント
○凄い感動です!今の若い人達にはないがんばりです!努力は裏切らないとは本当ですねm(_ _)m目先の結果ばかりで判断しがちですが...私もがんばろうという気持ちになりました!ありがとうm(_ _)m(by ナルト)

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