■これまでに感動したエピソードを教えて下さい。───

前の職場で働き始めて1年、2年目は仕事が大変で(当時、NHK富山放送局のキャスターとして勤務)。いっぱいいっぱいで辛いと思うこともありました。そんな時、職場内にある喫茶店のママがいたんですが、「私をお母さんと思って何でも言われ(言いなさい)。お母さん代わりになるから」と言うんです。それを聞いて安心してジワーっと涙が溢れました。1年2年くらいはそうやってママの前で泣いていましたね。3年、4年経つにつれて、「真理ちゃん、あまり泣かなくなったね」と言われました。最近は全然泣くことなくなりましたもんね。たくましくなってしまって(笑)。
今は実家暮らしなんですけど、親って何かと口出ししてくるじゃないですか。いろいろ言われてうるさいなと思うこともあるんですけど。でも、朝早いロケの時なんか、母親が朝食を用意しておいてあるんですよ。おにぎりだとか焼きそばだとか。そういうのを見ると、母ってやっぱりありがたいと思ってジーンときますね。
あとは、以前富山に住んでいた時に、女友達と同居してたんです。2人暮らしを2年間してまして。毎日あったことや悩みなどを同居人にいろいろ聞いてもらったりしました。進路に迷っていた時に、「真理ちゃん、全部叶えればいいんじゃない?」って言ってくれてずいぶん救われました。(ポロポロと涙を流し始める。)私が涙を流すと一緒に泣いてくれたりして、彼女は本当に私の良き理解者です。自分を信じてくれる友人がいるって幸せだなぁと思いました。自分の道を進んでいく上で、いろんな人のいろんな意見が入ってくる。でも、それに振り回され過ぎずにいられたのも、自分の思う道をその子が常に応援してくれたからなんですよね。そんな彼女は、今も大切な存在です。

■あなたにとっての“感動”とは何ですか?───

人の温かさですね。人の温かさに触れた時が一番感動します。やっぱり、ひとりで生きているんじゃないと感じた時というか。常に感じてなきゃいけないなっていう。自分を見守ってくれる人の存在があるから、今元気で頑張っていられるんだなっていうのはありますね。

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話をしている最中に、感極まって、思わず涙を流し始めた安田真理さん。最後には、「アホみたいに泣いてすいません。最近映画を見てもあまり泣かないんですけど。お恥ずかしい。」と仰っていましたが、周りの人たちを大切に思う彼女の温かい人柄が伝わってくるようでした。地元出身のアナウンサーとしてこれからも活躍して欲しいと思います。(by 編集部)
プロフィール
安田真理(やすだまり)さん
石川テレビ アナウンサー

1978年生まれ。石川県金沢市出身。
2002年よりNHK富山放送局のキャスターとして活躍。2006年に、石川テレビのアナウンサーに採用される。現在、「スーパーニュース」月・火・水キャスター、「千客万来!ほのぼのサンデー」心の深呼吸のコーナーを担当。学生時代にはスキー選手として活躍し、過去に5回国体に出場したほどの腕前。今年2月には、秋田県で開催された「わか杉国体」アルペン大回転競技で、6年ぶりに国体に出場した。
>>> 石川テレビ


更新日:2007年3月20日(火)


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